sub_news
《Recruit》 スタッフ募集のお知らせ
2016.03.17 / お知らせ

私たちと一緒に働きませんか?

おぢかアイランドツーリズムでは

一緒に働いて下さる方を募集しています。

b_c02d_photo09

こんにちは。おぢかアイランドツーリズムです。

五島列島の北端にある小さな島、小値賀(おぢか)島で、観光の取り組みをしています。
2001年、「島の自然学校」として生まれた組織は、2007年に民泊団体・観光協会・自然学校を行うNPOに、2010年には、さらに多様な旅とサービスの提供を目指し株式会社を設立しました。

web4

現在は、自然体験ガイドや民泊事業、観光窓口や島旅のツアー作成、古民家事業など多様な事業を行っています。おぢかアイランドツーリズムは「NPO法人おぢかアイランドツーリズム協会」と「株式会社小値賀観光まちづくり公社」のふたつの組織の総称です。

web2

島を未来につなぐために

小値賀は全国でトップクラスの少子高齢化社会です。人口減少という大きな問題を抱えています。海に浮かび、その島で生活が完結している離島における「過疎」はとても深刻です。

人口の流出が続けば、未来に自分たちの故郷が「無人島」になるかもしれないという現実に直面しています。現在人口約2600人、年間約80人ずつ人口が減少している現実があります。

高齢化は勿論、小さな島に就職先は非常に少なく、島で育った子どもたちは卒業と同時に島を離れます。それは島に限らず、地方で起きている現実でしょう。そしてそれは「仕方のないこと」「あたりまえのこと」だという時代の中で私たちは生きてきました。

10年前、おぢかアイランドツーリズム事業立ち上げの頃、島の中学校が3年生を対象に「将来についてのアンケート」をとった所、全体の実に3分の2の生徒が「本当は島に残り家業を継ぎたい」と答えました。美しい景色と穏やかな暮らしの残るこの島の事を、子どもたちは素直な目で感じ愛していた。それは私たち大人に沢山の事を教えてくれました。

彼らの未来にこの島を残したい。ずっとこの島で暮らしたい。私たちの活動の原点はその気持ちにあります。

そして、この10年間で300人を超える移住者(UターンIターン)も増え、小値賀町の取り組みは総務大臣から「まちづくり表彰」(H25年)を受けるようにもなりましたが、人口減はまだまだとどまることにはならず本格的な前進はこれから。

ここからが観光まちづくり、アイランドツーリズム事業の本領発揮の時期だと思っています。

私たちのミッション

私たちのミッションは、「観光(ツーリズム)」をとおして、私たちの住む小値賀の暮らしの素晴らしさを伝えること。この美しくあたたかい島を未来に遺し、伝え繋げていくこと。

観光地のない「観光」

誤解を恐れずにいえば、小値賀に観光するところはありません。それでも日本中から世界から、沢山の旅人が島に訪れます。それは、「島そのもの」が魅力的だからに他なりません。島のなにげない暮らし、自給自足にもとづいたささやかな暮らし、飾らない島民のあたたかい笑顔。「こんにちは」「どっからきたと?」旅人と交わされる会話。なにげない日常に見える、離島だからこそ残った「かつての暮らしの美しさ」が、旅人たちの心をとらえて離しません。なんでもない島の暮らしこそが、最大の私たちの財産であり、自慢です。
見物ではなく、心で感じてもらえる旅を。そんな気持ちで、「観光」と向き合っています。

web1

この島が好きだ。という気持ち

スタッフに共通しているのは「この島が好きだ」という思いです。もちろん就職をきっかけに小値賀と深く関わるスタッフもいますので、元々「小値賀ファン、小値賀マニア」である必要はありません。

shimatabi-miru-chikamaru

応募中の業務内容

業務内容は、島旅を検討しておられる方への電話やメールでの島旅のご提案やご来島された方へのご案内、私たちの運営する一棟貸しの宿「古民家ステイ」の掃除、運営管理から、パートさんの業務管理、島内他業者さんへの予約の手配や問い合わせ、など多岐に渡ります。これらの仕事を、他担当者と綿密に連携しながら行います。

ichi03

猫の手も借りたいくらい

出勤したらまずは掃除、朝礼を終えたらパソコンに向かい
時間になれば古民家ステイを雑巾がけなどしてお客様を向かえる最終準備
身支度を整えてお客様をお迎えご案内
それが終わったら別物件にいってお掃除パートさんたちの業務内容を確認
事務所に戻り電話を受けつつお客様からのメールをチェックし旅のプランを作成
民泊民家さんに電話でお客様の状況などを伝えたり
レンタカーの状況を確認しながら旅行プランを作成
その後には仕入れリストをチェック・発注
お客様が入られる棟のチェックイン前に部屋の中をチェック
野の花を摘みに行ってお客様が入られる直前に古民家ステイに花を生け
事務所に戻り夕陽を眺めしばし休憩の後
夜のフェリーでご来島されるお客様をお迎え。
といった具合に、あっというまに一日が過ぎて行きます。

猫の手も借りたいくらい忙しい毎日です。

web3

島旅コンシェルジュ

私たちの仕事は「島旅コンシェルジュ」。お客様の島旅について丁寧にわかりやすくお答え出来る知識が必要となります。常に勉強はかかせません。船がアクセスの島旅は、常に天気図を見ながらの船の欠航予測やリスケジュールなど、瞬時の判断力と決断力、周りとの連携、コミュニケーション能力が必要になります。

私たちの会社は「古民家ステイ」等の古民家事業を運営していますが、業務は決して「古民家」のみをご案内する仕事ではありません。電話やメールでご連絡くださった方の島旅のイメージ、ご予算などを伺いながらお客様に最適な宿泊方法、アクティビティなどをご案内します。

お客様によって、民泊や、島の旅館、民宿をご提案することも多々あります。
そこが、他のリゾートなどを運営する会社と大きく違う所かもしれません。

私たちは古民家事業等の運営者であるとともに「島のワンストップ窓口」であるという誇りをもって業務にあたっています。私たちの大好きな古民家に沢山のお客様に来て頂きたいことはもちろん民泊をはじめ、島の旅館や民宿、それぞれの素晴らしさや魅力を熟知しています。

このお客様にとって最もよい島旅のカタチはなんだろう。このお客様になにをご提案すれば、一生の思い出に残る素敵な旅になるだろう。という事を最も大切にしています。
常に真剣にお客様と向き合い、心からのご提案が出来る、大変やりがいのある現場です。

con

自分たちでつくる仕事です

お客様の笑顔、お掃除の達成感、パートさんとの交流、目標に向かってスタッフで協力し合って知恵を出し合う。日々の業務の中に沢山のやりがいがあります。

 

11050729_765359620223894_5755705176040833559_n

お掃除スタッフさんと勉強会の様子

 

少人数での運営ですから、ひとりひとりの責任や役割分担はとても広範囲で、自分の意見を実現させるチャンスも沢山あります。スタッフは皆、明確な目標を持ち、各自タスクを管理し仕事をしています。大きな組織でないぶん、自分の意見や動きが大きな力を生みだす瞬間に立ち会える。とてもエキサイティングな職場です。

成長の機会、学習の機会を自ら意識しキャッチできる方、大変な仕事を乗り越えた先にある目標に立ち向かえる方、沢山の「おもしろい」を感じる事が出来る方を求めています。仕事を最大限に活用して、この島のアイデンティティを世界に表現してください。

ko_nichi01

小値賀への移住

観光をきっかけに島を知り、移住する人もあとを絶ちません。人口約2600人のうち、なんと移住者は130人を越えています。私たちのスタッフの半分も移住者です。場所は様々、家族連れでの移住、単身での移住などカタチも様々です。小値賀にほれ込んで来たものもいれば、私たちの組織で働きたくて島に飛び込んできたスタッフもいます。

_DSC7070_206232

スロー(ではない)ライフです

なんとなく島で暮らしたい。自分のやりたいことを見つけたい。自分探しの移住。そんな方にはオススメできない職場です。「島への移住」で想像するようなのんびりとした生活ではありません。サービス業ですので皆さんがお休みの日には働いています。観光窓口なので年中無休です。勤務時間も不規則、都会で働いている時と同じくらい、いやそれ以上の心身のエネルギーが必要になります。

とはいえ、小値賀に移住されている方にも、理想の島暮らしを実現しておられる方は沢山いらっしゃいます。自給自足に根差す暮らしを実践しておられたり、農業研修制度を利用して農業の夢を実現しておられたり。そしてそれぞれのシアワセの分、沢山の努力と苦労もされています。

「移住」をしたいのか「地方でしかできない仕事がしたいのか」という、動機を
掘り下げると答えが見えてくるかもしれません。

なにをしても、どこにいても、自分は自分
その上で自分に何が出来るのかを考える事が必要です。

b_c02d_photo10-1

多様な人材が働いています

私たちの職場は、半分は島出身者、半分が移住者です。職員の前職は様々、色々な個性が混ざり合って組織は形成されています。皆、それぞれが、それぞれの人生の中で誇りを持ち仕事をしてきたプロフェッショナル。自分の人生経験を最大限に生かしながら、この島で自分に出来る事はなにか。自分がやるべき役割は何かを常に自分に問いながら勤務にあたっています。

shimatabi-miru-kakinohama2

おぢかアイランドツーリズムでは、ただいま共に働いてくださる方を募集しています。
※地域おこし協力隊での募集になります。

《募集要項》

■勤務先:小値賀町
■勤務時間:シフト制の週5日勤務  9時~18時(1H休憩)
■勤務内容:観光窓口業務(接客・お問合せ対応等)、古民家運営管理(お迎え・ご案内・掃除等)、他
■待遇:小値賀町地域おこし協力隊規程による。社会保険・労働保険・家賃補助あり
■求める人物像:明るく元気で人と接する事が好きな方・体力に自信のある方
1)都市地域※等から移住し、小値賀町に住民票を異動できる者。
2)地域づくり活動に意欲がある者。
3)運転免許を有している者であること。
4)パソコンでワード、エクセル等がある程度使える者。
5)任期満了後も引き続き当町へ定住の意志がある者。

■応募方法:必要書類を小値賀町役場へ送付ください。

1)第一次審査(書類審査)
・提出書類:①履歴書
       ②『自己アピール』(A4サイズ。内容、書式、枚数は自由)
・提出方法:郵送、メール
・受付期間:平成28年3月25日(金)17:00必着のこと
・応募先:〒857-4701 長崎県北松浦郡小値賀町笛吹郷2376番地1
     小値賀町役場総務課企画係宛
      E-mail:soumuka@town.ojika.lg.jp
     電話:0959-56-3111

皆様のご応募、お待ちしています。