メッセージ
〜日本の未来はきっとこのような場所から生まれる〜
Alex Kerr(アレックス・カー)
おぢか観光まちづくり大使
小値賀に残る古民家を再生、活用する新しいもてなしの形をプロデュース。
東洋文化研究者
米国メリーランド州生まれ。1964年初来日。少年期に体験した日本の美しさと失われゆく現状を国内外に訴え、次代へ残すべ く、文化芸術活動の推進、講演、執筆活動など幅広く行い、日本各地に残る美しい風景と文化を守り伝える事業を推進。2008年「YOKOSO! JAPAN大使」(観光庁)。
著書:「美しき日本の残像」朝日文庫、「犬と鬼」講談社
どことなく「神秘的」。島に訪れたらすぐに好きになりました。新しい旅を創り出すには、ありのままの風景とやる気のある地元の人々が不可欠です。小値賀にはその両方があります。
2007年、小値賀町のみなさんと手を携え、今まで誰も試みていない新しい旅のスタイルに取り組み、島の活性化を図りたいという冒険的な企画に踏み出しました。
それは、古い民家に現代的な工夫を加えて改装し、昔の暮らしを尊敬しながら、今の視点で世界の人を魅了できる、美しく快適な姿を取り戻すことから始まりました。専門家に加え、地元の大工、左官職人など、すばらしい技術を持った多くの人が協力しあって進みました。
おもてなしに関しても、今までの観光地のスタイルとは異なる、新しい形のステイ、新しい形のおもてなしを考えました。
そうして生まれた小値賀の「新しい旅」。とてもうれしく思っています。
フランスのプロヴァンスやイタリアのトスカーナ、これら何気ない田舎の美しさに惹かれ、世界の人々が訪れています。
小値賀には、そういった場所に負けない、心温まる「なんでもない魅力」があります。田舎の家、田園、港の舟場、ちょっとした納屋、会話が聞こえてくる路地。そういうところを歩くだけでほっとします。日常を離れ、じっくり小値賀へ遊びに来てください。
アレックス・カー
小値賀町の古民家事業について
おかえりなさい。島の我が家へ。
そんな気持ちでお迎えします。