小値賀町歴史民族資料館は、江戸初期に壱岐から小値賀に移り住み、捕鯨、新田開発や酒造業を営み、小値賀に大きな富をもたらし人々に貢献した豪商、小田家の築約250年の屋敷を町が譲り受け、一部新館を併設して1989年に開館されました。

館内には、小値賀の一時代を築いてきた小田家の歩んできた道が紹介されているほか、小田家の邸宅や家具等から在りし日の暮らしに触れる事が出来ます。

また町内の原始・古代の遺跡から発掘された石器、土器・中世時代の中国貿易資料、陶磁器・近世の捕鯨道具、茶道具他、野崎島のキリシタン資料なども展示されています。

島の成り立ちや歩んできた道、風土などを知ると、旅が一層深まります。